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ムスリムの聖域を侵す侵略者への忠誠に関するイスラーム信仰の立場
土地を奪い血を流した者たちへの忠誠(ムワーラート)の問題に関する宗教的分析。啓典のテキストと解釈学者の言葉に基づき、侵略者との寛容を説く主張の虚偽性を明らかにする。

著者
Dr. Haitham Talaat
土地を強奪し血を流した者たちとの接近を目的とした行動は、単なる一時的な個人的振る舞いではなく、イスラーム信仰の核心に触れ、人間の正義と公平の要請に衝突する問題である。二聖都に次ぐ聖地を占領した者を、理性や宗教においていかにして受け入れることができようか。
聖クルアーンは、交戦者や侵略者との接し方について決定的な指針を定めている。アッラーは仰せられた:
「アッラーは、宗教のためにあなたがたに戦いを挑み、あなたがたを家から追い出し、また追い出すのを助けた者たちを、友(忠誠の対象)とすることを禁じられる。彼らを友とする者は、不義を行う者である。」
(アル・ムンタヒナ章:9節)
また、神の啓示は、アッラーとその使徒に敵対する者との決別を強調している。神は仰せられた:
「アッラーと最後の日を信じる人々が、アッラーとその使徒に敵対する者を愛することはない。たとえそれが彼らの父であろうとも。」
(アル・ムジャーディラ章:22節)
信仰の要請は、宗教と道徳を腐敗させ、共同体の中に混乱を撒き散らそうとする者に対し、ムスリムが曖昧さのない明確な立場をとることを義務付けている。この文脈において、碩学アッ・サアディー(アッラーの慈悲あれ)はその解釈書の中で、これらの交戦者に敵対しないことは、その者の心の中でイスラームが軽んじられている証拠であるという崇高な原則を定めている。真理を堅持していると主張しながら、その真理と戦う者に忠誠を誓うのは、驚くべき矛盾だからである。
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