預言者伝承(スンナ)の法学的権威と、二つの啓示の否定者への反論

著者
Dr. Haitham Talaat
昨今、イマーム・シャーフィイーが「二つの啓示」という概念を最初に提唱した人物であると主張し、スンナへの固執がクルアーンの節を無効化すると強弁する者が現れている。これらは学術的根拠を欠き、クルアーンの明文と衝突する繰り返された主張に過ぎない。
読誦されない啓示に関するクルアーンの証拠
二つの啓示という概念はシャーフィイーが捏造したものではなく、神の書(クルアーン)の至る所で示されている。例えば、神の次の言葉がある:
{人々のうちの愚か者たちは言うであろう。「彼らが(以前)向いていたキブラ(礼拝の方向)から、彼らを転じさせたものは何か」}
ここで本質的な問いが生じる。預言者(彼に平安あれ)と会友たちは、クルアーンの節に基づいてエルサレムに向かっていたのだろうか? 実際には、それを命じる節は存在しない。このことは、最初の方向がスンナによる啓示であったことを証明しており、クルアーンも「我々があなたが向いていたキブラを定めたのは、誰が使徒に従うかを知るためだけに他ならない」と述べてそれを裏付けている。
また、禁止章(アッ・タハリーム)にある証拠も挙げられる:
{預言者がその妻の一人に、ある話を秘密に打ち明けた時……彼女が「誰があなたにこれを告げたのですか」と言うと、彼は「全知にして全暁なる御方が私に告げられたのだ」と言った}
預言者(彼に平安あれ)は、クルアーンには下されていない事柄を神から知らされた。これは、クルアーンのテキストと並んで神の啓示が存在することの決定的な証拠である。
スンナはクルアーンの解説であり詳細である
スンナを否定する者が、いかにしてイスラームの柱を実践できようか。クルアーンは一般的原則を定め、スンナがその解説をもたらしたのである。神が仰せられた通りである:「我々はあなたに訓戒(ジクル)を下した。それは、人々に下されたものをあなたが解明するためである」。
スンナなしに、いかにしてマグリブ(夕暮れ)の礼拝の回数や作法を知り得ようか。
いかにして喜捨(ザカアート)の分量や巡礼(ハッジ)の儀礼の詳細を定め得ようか。
伝承(リワーヤ)なしに、いかにして中傷(イフク)や離婚(ズィハール)の節の背景を理解し得ようか。
歴史的主張の破綻
この主張の支持者たちが広めている驚くべき説の一つに、カリフ・アブー・ジャアファル・アル=マンスールがシャーフィイーと結託して宗教を変えたというものがある。歴史的事実はこの戯言を粉砕する。マンスールが没した時、シャーフィイーはまだ8歳の子供であった。
スンナの民(アフル・アッ=スンナ)がクルアーンを凍結させていると非難する者たちこそが、実際には、法規定の節を現代社会において適用価値のない単なる歴史的テキストへと変貌させる近代主義的手法を用いることで、その規定を無効化しているのである。